HITOJII ZAKKI & MONOLOG

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15年間着続けている『Paul Smith COLLECTION|ポール・スミス コレクション』Tweed Jacket のディテール紹介

2004年、自分がまだ印刷会社で働いてた頃に購入してから、今年で15年目を迎えた『Paul Smith COLLECTION|ポール・スミス コレクション』のツイードジャケット を紹介します。

 

ツイードとは?

ツイード (Tweed) は、イギリス、スコットランドの毛織物の一種。元はボーダー地方のツイード川流域で作られた。

本来は、スコットランド産の羊毛を手紡ぎした太い糸を手織りで平織りまたは綾織りにし、縮絨起毛させない、粗く厚い織物。織る前に糸をさまざまな色に染め、細かい色彩の模様を入れる。

近年では、スコットランド産に限らず、また機械紡ぎ・機械織りのものや、細い糸を使ったものでもツイードと呼ばれる。

アウター・ヘブリディーズ(諸島)のルイス島で作られるハリスツイード(Harris Tweed)は高品質のツイードブランドとしてよく知られている。
引用元:ツイード - Wikipedia

 

ハリスツイードって何?

ハリスツイード(Harris Tweed)はスコットランドのアウター・ヘブリディーズ諸島発祥のツイード生地。ヴァージンウールを使用して、島内で染色、紡績をし、職人の自宅で手織り(厳密に言うと人力織機を使用)されている。そしてハリスツイード協会によって決められた厳しい基準をクリアしたもののみハリスツイードと認められる。また認められたもののみオーブの商標が与えられる。

引用元:ハリスツイード - Wikipedia


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この ポール・スミス コレクション のツイードジャケットを購入した時、袖やジャケットの内側に生地メーカーのタグが付いていなかったため、どこのメーカーの生地かは確認できていません。

 

Paul Smith COLLECTION|ポール・スミス コレクション について

ポール・スミス コレクション

日本限定のプレステージライン。ハイクオリティ、ハンドメイドフィーリング、アーティスティックフィーリングの3つのコンセプトを体現するラグジュアリーなメンズウェア。発足当初は海外のイギリス製のメインラインより更に上質な服を提供するイタリア製中心のラインとしてハロッズなどの限られた店舗で展開されていた。日本においても当初はイタリア製中心であったが、現在は日本製中心で日本限定での展開となっている。海外ではメインライン自体がイタリア製中心になっていったことや、ビスポークのラインが更に上質な服を求める顧客のニーズに対応していることもあり、現在は展開されていない。

引用元:ポール・スミス - Wikipedia

 

ジャケットのディテール

自分がまだおしゃれというものに興味があって書店でよくファッション雑誌を読んでいた頃は、ジャケットの袖は本開き(本切羽)でなくてはならないという変な拘りがありました。
このツイードジャケットを購入した当時は袖のデザインがシンプル(ボタンが付いていない等)過ぎて着る度に物足りなさを感じていたのを思い出します。
当時ほどおしゃれに関心がなくなり、カジュアル志向、機能性を求めるようになった現在は袖の作りがシンプルで気に入っています。


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このジャケットは胸ポケットも付いていなく、腰ポケットはパッチポケットになっています。カジュアルな印象がより一層アップしてますよね。肩肘張らない気軽に着こなせるツイードジャケットです。


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襟のデザインは上襟幅が下襟よりも広い形になっているのでバルカラーだと思います。


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サイドにあるベント丈の長さは浅目。


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最後にジャケットを裏返して内側の作りを見ます。しっかりした「総裏仕様」で白のパイピングも気にいっていて、非常に所有欲を満たしてくれる ポール・スミス コレクション のツイードジャケットです。

15年間も所有できているのはジャケットの内側(総裏仕様など)のディテールも理由の1つかもしれません。

 

ジャケットの価格

さて、このツイードジャケットの価格が気になっている人もいると思うので、うろ覚えではありますが価格を言います。税抜きで「67,000円」だったと思います。

 

15年前にツイードジャケットを購入してから現在までの間、オークションサイトやリサイクルショップで売ってしまおうかと何度も考えました。

 

でも、以前に70,000円以上もする「ポール・スミス コレクションのネイビージャケット」←(ツイードジャケットと同時期に購入)を「ジャケットの着丈が長くて型が古いからもう着る事ないな」という理由で、リサイクルショップに持ち込んで500円という安値で投げ売ってしまった事があるんです。

 

その時は買い取り価格のあまりの安さにかなり驚き後悔した記憶があります。その後は二度とリサイクルショップで服は売らないと決めました。

 

山に登ったりアウトドアに興味を持つようになってからは、自分が日々着る服には流行(トレンド)やデザインより機能性を求めるようになりました。冬場はインナーダウンやフリース、その上にゴアテックスジャケットなどを重ねる事が多くなったので ポール・スミス コレクション のツイードジャケットを着る機会もぐんと減りました。

 

最近、久しぶりにツイードジャケットを着て首元にマフラーを巻いて外歩くと、気分が良くなるのを再確認したのでもうしばらく着続ける事にします。

 

 

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